■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2015日記


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Aretha Franklin - I Dreamed A Dream

ファンティーヌの、というか、
女性の、心奥深いところから立ちのぼる強さを感じるのです。

世界のDIVA、アリーサ・フランクリンがこの歌を歌っていたとは、初めて知りました。



still the “ONE”!

今日だけで何回繰り返し観たか!
意味あるコラボであることが素晴らし。

1987年 資生堂CM 「レ・ミゼラブル」

日本初演のスポンサー、資生堂によるTVCM。なくなってほしくないので、シェア。

岩谷さんの詞でなければ、レミゼを好きにならなかった

レミゼ、ミスサイゴンで名作といえる日本語詞をつづってくださった
岩谷時子さんが亡くなりました。

(スポニチアネックス)市村正親 岩谷さん歌詞の継承誓う「はにかんだ笑顔は僕の宝物」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131028-00000096-spnannex-ent

岩谷さんの格調高い歌詞でなければ
ここまでレミゼを愛することはなかったと、断言できます。
「♪愛はとこしえに生き」など、忘れられつつある美しい言葉を紡いでくれる訳詞者が、今ほかにいるでしょうか。だれにでもある、心の崇高な部分をすくいあげて言葉で差し出してくれる、かけがえのない訳詞者だったと思います。

どうかこれからも、日本のレ・ミゼラブルが、岩谷さんの歌詞で歌い継がれますように。

(このブログのバックナンバーより)
●2005-04-28 01:36:45
もし、レミゼのイベントを企画できるなら
岩谷時子先生に聞く「レ・ミゼラブル歌詞に込めた想い」
http://ameblo.jp/redandblack/entry-10001626935.html

●2005-12-16 23:30:34
「まだ美奈子のファンティーヌ見てないよ」 岩崎宏美さん
偶然にも同じ病院に入院することになった作詞家・岩谷時子さんとの、ボイスレコーダーによる交流も、いくつか紹介されました。
http://ameblo.jp/redandblack/entry-10007152865.html

●2010-11-07 03:22:09
映画館でLes Miserables in Concert
改めて気づかされたのは、東宝版の岩谷時子さんによる訳詞の格調高さ。岩谷さんの訳詞でなければ、レミゼをここまで好きにならなかったかもしれない。
http://ameblo.jp/redandblack/entry-10699564019.html

空の椅子とテーブル

■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2013日記-DSC_0897.JPG

ああ、今日がちょうど千秋楽だったのね。どんな感じだったのでしょうね。次は11月か…。どんな感じになるのでしょう。どうかな?観るかな?

屍越えて拓け明日のフランス!

■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2013日記-DSC_0862.JPG

国会通りにて。フランス政府の要人が来日しているようですね。すぐ近くでレミゼ演ってること、彼は知っているのかしら~ ♪

ロンドン行きたし

ロンドンならこれが ♪観られる~のね

言いたい放題座談会

チケットぴあ社内レミゼファン&レミゼ関係者の座談会、おもしろいわl。初演から観ている人も、映画だけ観て舞台未見の人もいるけど、みんな「レミゼ愛」のもと、映画版へのツッコミからマイ・ベスト・キャストまで、結構言いたい放題(笑)

『レ・ミゼラブル』を語る! 前編
http://community.pia.jp/stage_pia/2013/04/lesmiz2013-11.html
『レ・ミゼラブル』を語る! 後編
http://community.pia.jp/stage_pia/2013/04/lesmiz2013-12.html

新演出を2階席でみてみた その2

●音響の話
本公演を2階席で見たら、プレビュー時より音響が明らかに良く感じられて、驚き。プレビューはすべて1階席で見たのだけど、冒頭の「じゃっじゃ~ん、じゃ~んじゃじゃ~ん」からして高音が目立ち、旧演出バージョンに比べて重厚感がなくなったように思えた。だけど2階席に座ってみると、1階席で聴こえなかった低音部ががっしり重なって飛んできた。客席を包む音の層の厚さが違う。本当にプレビューと同じ曲ですか、これ?と疑いたくなってしまうくらい。もちろん以前も、2階ならではの音響の良さはあったのだけど(1階席で聴こえない、役者さんのオフマイクのしゃべりが2階席だと聴こえたりする)、低音でこれほどまでの差があったのは初めての経験だった。今回の演出では音響効果を狙ってスピーカーを増設したようなので、その影響かな? それとも、単に本公演とプレビューの差かな?もう一度1階席に座ることがあったら、確認してみよう。

●舞台の見え方の話
以前に比べて、オーケストラピットが深く掘り下がったような。昔は2階席でオーケストラが結構広く見えていて、「じゃっじゃ~ん、じゃ~んじゃじゃ~ん」」でティンパニーを力強く鳴らす様子とか、楽器の持ち替えとかを見られるのが興味深かった。今は以前の半分くらいの範囲しか見えない。

それと、2階席だと舞台のすみっこまで気になっちゃう。「パリ、10年後」、曲名でいえば「乞食たち」のシーンでは、舞台に向かって左側のベランダで、女性が洗濯物を干している。反対側のベランダでは別の女性がひとり何するでもなく部屋との間を行ったり来たりして、虚しい顔でお祈りしている。何をお祈りしているのか、気になる。こういう細かい設定、どのあたりまで決まっていて、どのあたりまで役者さんに任されているのかな。こんなふうに作品への興味をそそるエピソードを、公式メディアでちょい出してくれたら、お客がリピートしたい気持ちも増すと思うんだけどな。

新演出を2階席でみてみた

●照明の話
レミゼにおける照明といえば、役者や音楽と同じくらい重要。光で物語を綴っている。照明効果を堪能するなら2階席が断然いい。高い位置からじゃないと見えないものがあるから。

○これは一見の価値あり

・「囚人の歌」で、陽が焼け付いている感じ
 新演出を1階で見ていたときはわからなかった。天井から強い光が囚人を照らしつけているのが、2階だとよく見える。洋上の太陽の容赦ない熱。

・「ワンデイモア」で、隊列のシルエットが放射状に伸びる様子
 この歌の最後のほうで見られます。学生たちの希望の広がりを表すかのような、影の演出です。

・「最後の戦い」で、学生たち一人一人に時間差で当たるスポットライト
 2階席で初めて気づいたのですが、新演出では学生たちがひとりずつ、かなり時間差をおいて倒れていくんですね。ひとり撃たれるたびに、白いスポットライトが、倒れ行く様を照らし出します。ファンティーヌやエポニーヌが亡くなるときに当たっていたのと同じ、死者に注がれる白い照明です。

○これは残念

・「♪罪が渦巻くジャンバルジャンの世界を~」で、渦を描いていた光もない
  旧演出では真っ暗な闇の中、白い照明で床にぐるぐると渦が巻かれていたのが、バルジャンの不安と決意を表しているようで、好きだった。もしかしたらこの渦がなくなった理由、呼応するシーンである「ジャベールの自殺」と関係あるのかも。旧演出では、「ジャベールの自殺」で同じ渦が描かれていた。だけど新演出の「自殺」で渦を床面に描く演出がなくなったのに伴い、バルジャンのこのシーンの渦もなくなってしまったのかもしれない。

・「一日の終わりに」の光のカーテンがない
  旧演出でもっとも好きだった場面の一つ。「♪一日が終わりゃ長い夜 ただじっと朝を待つだけ」のフレーズと同時に、天井から降り注ぐ光のカーテンが、夜半の月のような青白い色から昼のホコリっぽい黄茶色へと、サーッと切り替わる様子が、寒気がするくらいドラマチックだった。1階席でもわかるけど、2階で見ると圧巻で・・・これ、復活希望!

・「ワンデイモア」のトリコロールがわからなかった
 青白赤の照明がきれいに見えなかった。赤だけが見えたような気がするんだけど、機会あったら念のため再度確かめます。

・「オンマイオウン」で路上に映る窓灯りもなくなった
 旧演出のこのシーン、家々からこぼれる窓灯りがエポニーヌの立つ暗い夜の石畳に映し出されることで、彼女の孤独をいっそう浮かび上がらせていた。2階席だから堪能できる照明効果でした。新演出では壁面の灯りだけで同じことを表現してているけど・・・。以前を知っている身としては、物足りないかな。

・下水道の出口で、ふたりを刺す「×」型のスポットライトがない。
 これも演出変更の影響で、なくなったのでしょう。旧演出の立ち位置は、ふたりを真正面から相対せる意図が強かったけど、新演出にそれはない。それによって物語の大筋が変わることはないけど、旧演出にあった、ふたりの間の緊張感が感じられないのは残念。


●舞台の見え方の話(あとでかきます)

●音響の話(あとでかきます)
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