アンジョルラス、戦い方変わった? | ■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2015日記

アンジョルラス、戦い方変わった?

しばらく更新していませんでした。

また過ちをおかすつもりのないよう、生まれ変わります。

 

と、思わせるほど今日4月9日の別所バルジャンの独白は説得力があった。

2週間前、3月27日に観たときは、せりふ調の言葉や細かい所作で心情を表現していたけど

先週から、ぐっと「歌派」になっちゃって。

メロディーに心を委ねているのかな、演技の力みが取れた分、歌詞が心にすとんと入ってくるようになった。

今日の司教様は、人を改心させるには正直言ってまだ力量不足。

それでも、別所バルジャンは、人生観ががらりとかわる様をしっかりみせてくれた。

2階でも、ステージと気持ちを共有できた。

 

最近気になるのが、アンジョルラスの戦い方。変わった?

2003年の記憶では、こんな順番だったと思うのですが。

 1マリウス撃たれ落ちる

→2アンジョ駆け寄る

→3グランテールを振り切って再度バリケードを上る

→4もう弾がないので、銃を何度も振り下ろして敵の侵入を防ごうとする

→5銃も失い、敵に向かって大きく赤旗を振る。「やめろアンジョルラス」という仲間の声はもう耳に入らない

→6アンジョ撃たれる

→7グランテール後を追う

 

2005年版では、4が先に来て、こうなってないでしょうか?

 4もう弾がないので、銃を何度も振り下ろして敵の侵入を防ごうとする

 1マリウス撃たれ落ちる

→2アンジョ駆け寄る

→3グランテールを振り切って再度バリケードを上る

→赤旗振り、アンジョ撃たれ、グランもそれに続く。

 

記憶違いでないなら、

2003年の順番が好きなんだけれどな。

もうだめだと死を覚悟する(赤旗を振るという行動に出る)まで、

理想をあきらめず精一杯戦う(弾がない銃でも戦う)からこそ、

アンジョルラスの生き様(死に様)が光り輝くのだと思うから。

 

今の順番だと、駆け上って、すぐ赤旗降って、向こうに落ちてしまうから

生死をかけて戦ったという印象が薄れてしまう気がする。

それでも学生の死は涙なしでは観れないんだけど。