これから初めて観る人へのTIPS(記事ちょい足し済) | ■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2015日記

これから初めて観る人へのTIPS(記事ちょい足し済)

プレビューが開幕して何日か経つので、周知のことかもしれないけど、一応書いておきますと。

●パンフレット販売は、初日5/3から
プレビュー期間、すなわち今夜までは、パンフレット販売ないのです。
売店には、見た目がパンフレットっぽい「譜面集」(だったと思う、たぶん)がおいてありますが、間違わないようにご注意。

●向きが逆になっているシーンが多数
特定のキャストの特定の表情を決め打ちで見たい方は、要注意です。

たとえば
○「ファンティーヌの死」
 ファンテを看取るバルジャンの表情を見たかったら、旧演出版では40番台以降(舞台向かってうんと右側)の席をとっていた。
でも新演出では、ベッドの配置からして違う。

○「恵みの雨」
 ここではアンジョルラスの険しい表情を見つめるのが常なのですが、立ち位置が真逆になりました。

○「ジャべールの自殺」の前段、バルジャンとジャベールが相対しているシーン
ここでも、崩れ行くジャベールの表情をしっかりみるなら、以前は中央~舞台向かって左側の席がお約束でしたが、立ち位置が逆になりました。

ほかにも同様の場面はたくさんあります。新演出版を初めて見るならまずは中央寄りの席にして、シーンごとのお気に入りポジションを探ってみるといいかも。

●香盤も違っています
レミゼでは、バルジャンジャベールをのぞくすべてのキャストが、二つ以上の役を兼ねて演じることになっているのは、ファンなら承知のとおり。旧演出バージョンでいえば「グランテール役=バマタボワ役も演じる」、同様に「レーグル=司教」「クラクスー=ラブリィ・レイディのヒモ」「コンブフェール=工場長」などなど。どの場面で、どのキャストが、何役で登場するのかを「香盤」と呼んでいるわけですが、これも新演出では、旧演出と違っています。

改めてキャスト表を見てみると、よくわかります。いままで同キャストが演じていた「レーグル」と「司教」が別キャスト。「グランテール」と「バマタボア」も、「コンブフェール」と「工場長」も別キャスト。
旧香盤を前提に観てしまうと、違和感おぼえると思われるので、要注意です。
$■RED AND BLACK■レ・ミゼラブル2013日記-130502夜キャスト